【将棋】オリジナル戦法⑤ 青森 - 封じ策

青森はもし相手の土俵で戦いたくないと思った際に発動を封じる指し方があり、その場合にどう指すかはまだ確立していません。
そのあたりについて。

 

青森 - 封じ策

まず、先手番の青森を封じる方法は基本的にありません。
しかし後手番の青森は発動をできなくする方法があります。


最も単純なのがこれ。


ものすごく簡単に言うと、青森(後手番)は角道を開けられない4手目に44歩のパックマンをすることで成立しています。
よってパックマンを封じればよいのです。


この銀が最も分かりやすいですが、次に上げるものが青森封じになっていることは分かりますか?








①~③は同じ理由なので①でまとめますが、44歩を突いてパックマンになった時に、


飛車を取った後銀を上がって角成を防げるようになるのでパックマンが成立しません。


④が青森封じになってることを、私にこれと提示される前に自力で見つけられたらその人は相当強いです。五段クラス。
実際四段の人にこれで封じれるって言ったら「なんで?」って理解できてませんでしたw


④は同じくパックマンの進行になった時に、


最後の95角が打てずに不発になります。


ちなみにその関係で、先手番の青森の時に、これが青森的手順だと紹介しましたが、


これに端歩を付き合われると次に66歩が取れるようになるためそれを防ぐために角道を開けざるを得ず、微妙に青森にしづらい(85歩突かれた時無視すればいいので防げるわけではない)という事情はあります。

 

ボツ青森

この封じ策をされた際の指し方に関して、これで戦えるというものは現時点で作れていません。
もちろん普通の将棋に無理やり戻してしまえば戦えますが、青森は普通の将棋にしたくないという戦法なので(笑)、そのアイデアがまだ出ていません。


そんな中の、全然成立してないボツ戦法について紹介(笑)

銀開き

これは「初見で相手がこちらの誘いにハマってくれればギリギリ成立する」というとこまでは持ってけた戦法で、ハマった時はアマチュア五段の人にも勝ったことがあります。(奇跡の一回だけ。それ以外は全敗かつ圧敗です(笑))
しかも万一ワンパン入ったとしても同じ人に二度やると絶対にもう勝てない戦法です(笑)


未完成戦法なので細かい手順は省略しますが、飛車先をずんずん突いていき、この時銀で受けると角道が止まるのでこちらが角道を開けられるようになってしまうため、相手は角で受けることが多いんですが、


なにか怪しげに角を引いた後、さらに青森をこじらせたように右銀まで72に上がって(笑)、飛車先を飛車を浮いて受けます。


この時点で「あ、縦歩取りしてくるな」と相手は気づくんですが、飛車の横利きで受かるじゃんと受けてきます。


そうしたら、そのまま何もせず待機してると、相手も
「歩を突くと飛車の横利き止まって歩を取られるから駒組みしづらいな。ん、でもしてきても飛車先交換できてしかも最後に84に飛車回れるぞ。逆用できるじゃん」
と思った相手は、114514と66歩と突き、
「ほら、次に銀上がったら歩を取れなくなるから取ってこいよ」
と催促までしてきます(笑)


そこで罠にハマったように歩を取って、相手が飛車先交換してきた時に、


むしろハマったのは貴様じゃ!と飛車をぶつけます。

この時に飛車交換に強いのが銀開きの意味で、また怪しげに31角を引いた意味です。


ここで23歩と受けたら85の歩を取る手を見せて相手が25に引いたら、85の歩も2筋の飛車先も受けずに34歩を突きます。


23歩を受けない=2筋に歩を使わない場合、85を取ると28歩が生じるので、あれ取れないじゃんってなって、以下は桂跳ねからひねり飛車のような飛車先逆襲が成功します。


これは作り過ぎの手順なので、実際はこんなことにはなりません(笑)
ただ、飛車先交換した際に74飛と飛車をぶつける手順は結構皆さんうっかりされるみたいです。

銀開き 成功実戦例①

実戦で決まった時の棋譜から2つ。
まずは先ほど言ったアマチュア五段の方に勝った時の。
例のごとく飛車先交換してきたら飛車をぶつけます。


まずこのぶつけられるのをうっかりされたようなんですが、飛車を一つ引いて対応した際に縦歩を取りました。


ここで55を取ると後に26飛と回る手ができるのを気にした相手は(強いからこその判断です)23歩と垂らして桂跳ね(55飛を催促および21歩と受ける余地を作る)に24飛と逃げました。


ここで21歩と受けるしかないので、そうしてから飛車を回ればこちらが飛車を回った際に39金で受かる(28に歩が打てない)という判断だったようですが、


しかし二度目の飛車ぶつけを再びうっかりされて飛車を一手損して下に引くことになり、以降もまだ先手がよくはあったのですが混乱する展開になって最後はこちらが勝ちました。

 

銀開き 成功実戦例②

この将棋ではこの戦法で出てくる部分的な手筋が登場したのでそれを。
何らかの理由で相手が飛車先交換してきた際にすぐに飛車ぶつけができない時に、それでも2筋を放置します。


この時先手には22歩と23歩という2つの候補手があるのですが、23歩の方は13角と当ててから24歩と受ける手があります。(これが端歩を突いた意味です)


そこで22歩と打つのを考えますが、23歩と打たれるのは当然見えるものの、そこで21歩成と行けば桂得です。よさそうなので相手の方もそれを選びました。


が、進んだこの局面が意外と互角、というのが私の研究でした。
桂は損しましたが歩切れになり、そしてこの形が意外なほど先手から手がないんですよね。
以降は「ゆっくりこうされてもあなた手がないでしょ?」と歩を伸ばしていって勝ちました。
感想戦で、伸ばしたせいで24桂って打つ手が生じてるじゃんって話になったのはおいておきます(笑))