【GT7】セッティングとPP

私はGT7においてセッティングにあまり積極的でありません。
その理由とGTにどうあってほしいかについての話。
(一部今までも書いたことと被ってますがまとめとして)
※一番言いたい話は最後の方だけなので、長い話がどうでもいい人は最後の【要望】まで飛ばしてください


【理由1】時間がない

一番の直接的な理由はこれです。
単純に一台一台セッテを出してる時間がない。

【理由2】速さの調整上の問題

私の部屋は初心者歓迎部屋でやっています。
言い換えると私は初心者歓迎部屋のオーナーです。
その私が気をつけているというか、運営者として気をつけないといけないことは、私が一人無双したりしないことです。


もちろん私は世界一速いということはありませんので、速い人が部屋に来たら普通に負けます。
しかし初心者歓迎部屋なので来る人は初心者~中級者がメインです。


先日、ファイヤーバードをガチでセッティングして競う機会がありました。
ファイヤーバードは無エアロノーマルセッテだと44秒くらいの車です。(PP550SSディープフォレスト
それを私が本気でセッティングしたら(無エアロのまま)39秒までは持ち上げることができました。


これに乗ると無双になってしまうんです。
なってしまうというかなりました。
部屋の参加者のタイムは車の幅、腕の幅を加味してだいたい41~45くらいです。
39秒は速すぎる。


ファイヤーバードはもともと、なんとか遅い車を見つけたいということで引っ張り出すような、クソ遅い側の車です。
その車ですら無双になってしまうと他に乗る車がなく、部屋での速さ調整が難しい。


かといって手抜きで走るわけにもいかず、じゃあノーマルセッテ&無エアロのままで走ればいい感じのバランス調整になるか?ということでノーマルセッテで走ってます。

この話は多分に自慢に聞こえると思いますが、オーナー業の現実です。
部屋を建てて新規に人が入ってきて、私が無配慮にトップになるタイムが出てしまう車に乗ってトップを取っていると、残念ながら数戦でほとんどの参加者がいなくなってしまうのが部屋運営での日常的な現実でした。
だから一生懸命、気持ちよく勝っていただいて、残っていただいて、その間にさらに次の人が来て人数が増えるをの待っています。


こういう配慮がなくオーナーが好きに走ってても部屋が繁栄すると思っていたら大間違いです。


誰だって初心者歓迎の看板掲げてる部屋でオーナーが待ち構えて無双してたらその部屋で走りたいと思えなくなりますよね。
(そういう意味ではオーナー以外の人が速い分には比較的大丈夫な傾向です)

 

【理由3】セッテの方向性の違い

セッティングというのは本来、乗りやすくする、コーナリング性能を上げる、加速性能を上げるなど、その車をより速くするためにするものです。
しかしGT7においてはセッティングによって車が速くなってしまったらその分PPを上げるという仕様になっているので、車を速くすることに意味がありません。
そのGT7でセッテに求められる方向は、車を遅くしてPPを下げて、その分馬力を盛れるようにすることです。
と言ってもほんとに遅くしてしまうと「それ本末転倒じゃん」ってなりますので、車が遅くなる影響を最小限にしながらPPを最大限に下げる、がGT7でのセッテの方向性になります。


たとえばキャンバーを1から2にした方がコーナーよく曲がるな、となったとします。
しかしその変更でPPが10上がるとします。
するとキャンバーは1のままにした方が正解になる(かもしれない)のです。
ほんとに正解になるかはその変更によるコーナリング性能の上昇がPP低下=馬力低下による直線速度の低下を上回るか、で決まりますが、GT7でのPPの変動はセッテによる性能上昇量に比べて大きい傾向です。


この方向性が私にとって楽しくない。


車を速くするためにセッテする、ならモチベーション持って頑張れました。
でもGT7では車を遅くするためにセッテする、その分タイムを上げるという一見矛盾したような方向性になっているので、そういうことを頑張りたい訳じゃない感がすごいです。

【理由4】バグ(穴)の存在

この問題をさらに大きくするのが、一部のバグと呼ぶに等しい穴の存在です。
セッティングによって車が速くなってしまったらその分PPを上げるという仕様、その仕様の枠すら超えた異常なPP変動を起こす手法がいくつか存在します。
GT7の「仕様」自体が楽しくないものですが、そこをぐっと我慢してセッテしたとしても、セッテを突き詰める以上はこの問題と直面してしまう。


ここはもう人間性とかモラルの問題になるので正式な線引きがなく、使う人からすれば「仕様の範囲内ですww 何の問題があるのww」と平然と使いますし、私はそうは思わないので使いませんが、そうするとこの勝負自体がやっても仕方ないものになるのでいっそセッテを突き詰めて競うという勝負から離れるという決断になる。


また、こういう露骨にPPを操作するというバグ(穴)以外にも、PPの挙動がおかしいというバグも存在していて、数値をいじっているとある境界でいきなりPPが10変動したり、あるPPの「谷」が存在することはみんな経験していると思います。


それ以外にも、例えばサスのフルカスを入れてノーマルと同じ値に変更すると、大幅にPPが下がる車があります。
同じことをするとPPが大幅に上がる車もあります。そして変わらないPPになる車もあります。


また、PP550SSのロードスターがまさにそれなのですが、リアのウィングを付けて数値を最大にすると、PPが30以上下がります。
上がります、ではなく下がります。
ロードスターがリアにDFが付くと遅くなる車かというともちろんそんなことはありません。むしろ弱点が消える方向でとても速くなります。
DFをつけると空気抵抗が増えて直線遅くなるからだ? PP30分の馬力アップはそれを凌駕しているのでむしろ直線速くなります。
実際、リアDFMAXロードスターは無エアロに対し3秒速くなります。


そしてそもそも別のレギュだとウィング付けると同じロードスターでもPPが上がります。


バグを使わないと自制しても、セッテを突き詰めるとこういう「異常」と向き合うことになり、真面目に調べる気になれません。


私はバグ探しや穴突きがしたくてGTをやっているのではありません。
そしてそれをしてまで自分が(価値もない)勝利を得たいという欲求もありません。

【要望】公式に求めたいこと

GT7におけるPPの不備問題は非常に複雑で修正が難しいことのように世間では言われています。
でも実は単純なことできれいになくすことができます。


セッティングをPPに反映させるのをやめる。


たったこれだけのことです。
チューニングでPPが上がるのは当然です。でもセッティングではPPを上げないでほしい。


これは決して突飛なことを要求しているわけではなく、GT5/6の頃はこの仕様でした。
実際、車のレースというのは、器としての車はイコールコンディションのものを与えられた上で、セッティングとドライビングという「技術面」で勝敗を競う競技だと認識しています。
セッテで速くするのは腕の競い合いの中なのです。


現実のレースでも、テスト走行して、「キャンバーはもうちょい付けたほうがいいな」って変更したとします。
そしたらマーシャルから「おたくの車、キャンバー付けた分速くなったからリストリクター絞ってもらいますね」ってされることがありますか?


GTの公式戦は詳しくないのですが、過去の大会でセッティング許可の大会の時、君のセッティングの内容だと君は何馬力に絞ってもらうねってされて腕を競ったことがあるのでしょうか。


GT7から導入された、過去のGTと照らし合わせても現実と照らし合わせても異常なルールである「セッティングをPPに反映させる」、これをやめるだけでほとんどの問題は簡単にクリアになると思います。