【アニメ】キャプテン

懐かしくなってDVDをレンタルして全話見ました。
子供時代の思い出の名作。

キャプテン コンプリートBlu-rayBOX

キャプテン コンプリートBlu-rayBOX

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: Blu-ray
3代に渡る墨谷二中の野球を描くわけですが、26話でそれが収まっているのが今見返すとそんな駆け足だったのかと。



まだ草分け時代の作品だからこそ、変にこらずに素直に、単純に、どストレートに努力を描いているのがいいです。
ツッコミどころも多いですがそのツッコミをいちいち気にしてあれこれねじくろうとする現代の作品よりシンプルに楽しめる。
スポーツ物の作品であり実際全国優勝とかを目指しているのに毎年地区大会までで描写が終わる割り切りもすごい。



この作品は野球漫画ですが実際は野球を描いているというより題名通りキャプテンを描いています。
谷口、丸井、五十嵐の3人のキャプテンそれぞれがそれぞれのキャプテンを全うします。


谷口は自分自身が努力の人で、自分が努力することで目の前の問題を解決しようとする。
自分自身が下手な姿を部員に知られているところから努力で上げていっただけに部員に対する要求にも説得力があり、部員がついてくる。


丸井はこの作品においては中継ぎの役割になっていて、キャプテンとしてはあまり完成されていません。
最後まで(引退した後まで)ずっと近藤にキレ続けてます(笑)
対戦相手のことを調べに行き練習試合を取り付けるとこ、引退後に自身の高校のチームを引き連れて墨谷二中と練習試合をしたとこはアピールポイントですが、全体的にあまり「素晴らしいキャプテン像」ではないかもしれません。
(悪いキャプテンの見本、ということではありません)


五十嵐はこの作品において成長を描くのに最も使われた題材で、1年から始めて3年のキャプテンまでを描かれるのである意味描写に一番力が入っています。
最初は生意気で他人に突っかかるだけだった五十嵐が最後はむしろ周りの誰もがキレる(それこそ前キャプテンの丸井ですらキレる)近藤を「コントロールすることこそ俺達の仕事だ」と発言します。
五十嵐は元々上手かったため本人自身の努力による成長(野球面)は描かれていませんが精神面では一番成長したキャラ。
また、谷口が自分自身が努力するタイプのキャプテンだったのに比べ、五十嵐は周りをコントロールするタイプのキャプテン。
二人ともいいキャプテンですが方向性が違います。


キャラとして好きなのは谷口ですが、社会に出て成功するのは五十嵐タイプでしょう(笑)
谷口は現場主任タイプ、五十嵐は部長タイプ。



見る前はまあ思い出補正になるかなとも思っていましたが、改めて見てやはりいい作品でした。