【GTS】 ワールドツアー5東京 他

■ネイションズ
日本人が優勝した、という補正は入っているとは思いますが、これまでの世界大会で最も面白いレースでした。
最終ラップ最終シケイン、あの差があったところから突っ込んで来たCarrazzaさんもすごいし、あれに冷静に対応できた国分さんもすごい。
あの突っ込みを見た瞬間クラッシュしか頭をよぎりませんでしたが、あれでクラッシュしないだけでなく順位も失わないとは。



そしてレース後の祝福、国分さんはみんなに好かれてるんだなぁと。
レース終わったあと握手に来るくらいなら今までも他の選手でもありましたが、あそこまでみんなに祝福の輪で囲まれるとは。
日本人選手が集まっただけならまあなんですが、世界の選手が集まってのそれ、世界大会はかなり「倒し合い」になる関係で優勝しても相手、周りから心からの祝福は来ないこともあるのですが、国分さんは「速いのにダークなことはしないクリーンな選手。そのため実力の割に勝てていない」という認識がみんなにあったのでしょう。
国分さんが勝ったことも嬉しかったし、そんな国分さんがみんなから温かい目で見られていたことも嬉しかった。



ネイションズはいいバトルが多かったですが、ベストオーバーテイクは宮園さんの2台まとめてアウトから抜いたシーンでした。
あれこそ「君たちにしかできないレースがある」。
あれが世界トップレベル。その技術に感動しました。



セミA、世界トップレベルの選手でも初乗りの車、しかもピーキーな車でいきなりレースはやはり難しいのでしょう。
ともかく大荒れのレースで、ポールスタートかつスピードでは勝てていた宮園さんがレース後にコメントを求められて無言であったことからも納得の行かないレースだったことは伺えます。
(ただし宮園さん自身もそれで冷静さを失ったのか他の選手に加害もしていたのでお互い様な面は)


レッドフラッグは妥当だとは思いますが、ただこれで前例ができてしまっただけに今後なにかあるとレッドだ! レッドだ! やり直せ!という気持ちがプレイヤーにも観戦者にも生じてしまうのが懸念事項。



■マニュファクチャラー
これもいいレースでした。
最終ラップの戦略的攻防が盛り上がった。



■スープラ
日本人多すぎ問題(笑)
ただ日本人同士の同士討ちが結構あったので残念。
山中さんは良く言えばファイター、悪く言えば勝ちたい気持ちが前面に出すぎるタイプですが、今回は悪い方向に行ってしまいました。
シケインで国分さんを殺してしまったのもペナルティが出なかったのが不思議なレベルの押し出しでしたし、1コーナーのもさすがに・・・。
レース後の反応(声は聞こえなかったけど表情やジェスチャー)からは「前走車の川上さんがアーリーブレーキだったから急遽交わしたせいでバランスが崩れてブレーキングで止まれたなかった。俺のせいじゃない」という感情が読み取れましたが、あれは完全に山中さんのせい。



決勝レース、Solisさんが好きになりました。
あのシケインで相手のオーバーランを冷静にひょいっとかわしたシーン。
よく見れてるという意味でもそうですが、あそこでかわすのは理不尽に相手に前を明け渡す行為でもあり、そういうことより無事故を優先したそのフェアプレー精神にファンになりました。(もちろん勝つためにやってるわけですが、勝つことだけを優先するならもっとダークな選択肢はあった)
世界の舞台というのは勝つためのレース、当然勝つことを優先して上位に出て目立つ選手も多いですが、同時に目立たないながらもフェアを優先する選手もいる。
国分さんもそっち側の代表例だと思いますが、今回Solisさんも好きになりました。



■U-18
広島ということで橋本くんを応援してましたが、あのシケインでのブレーキング中の幅寄せはいただけない。
真剣勝負だとある程度みんな強引なことをすることはあるけどあれは意図的すぎて擁護のしようがない。