【アニメ】青春ブタ野郎 劇場版
青春ブタ野郎の劇場版、ゆめみる少女の夢を見ないを観てきました。
とてもいい作品でした。感動しました。
青春ブタ野郎シリーズは最近ちょうどアニメを見始め(レンタル)、TVシリーズの頃から「これは神作品なのでは?」と思っていました。
ストーリーがいい。めちゃくちゃ感動するんですよね。題材自体は目新しいと言うほどでもないですが、扱い方が上手いのかいい作品に仕上がっている。
そしてその劇場版ということで、普段はジブリや新海誠などを除き、アニメの劇場版は劇場では観ない(レンタル待ち)のですが、珍しく劇場で観てきました。
その価値は十分ありました。劇場で観てよかったです。
実際この映画は結構ヒットしているようす。
ガルパンとかそういうのには及びませんが、ラノベ原作、TVシリーズからの続き(TVシリーズを観てない人は観ない)、基本が美少女系としてはかなり当たったのではないかと。
原作も現在追って読んでますが、劇場版を観るにあたって(そしてTV版の時も)、原作をアニメに追いつかせないようにしてました。
つまりアニメを初見にしたかった。
そして当然ながら劇場版は尺の都合でかなりカットシーンがあるらしく、これから原作読むのが楽しみです。
青春ブタ野郎で好きな点に、薄っぺらい好き嫌い話、というより好き嫌いキャラにしてない所です。
まず主人公がとても好感が持てます。
熱血系でもなく、しかし斜に構えた系でもなく、頑張る時は頑張るし誠実な時は誠実、しかし暑苦しさはない。
ラノベ系で主人公が好感が持てるかどうかは作品の善し悪しに(私の場合)かなり直結するのですが咲太はとてもいい主人公でした。
そしてメインヒロインの麻衣、通常はこの手の高嶺の花、先輩、アイドル級の美人、お高く止まっ・・・てはいないものの安くない系のヒロインはストライクゾーンではないのですが、実際麻衣もこの作品のヒロインの中で一番好きと言うほどではないのですが、それでもいいヒロインに仕上がってます。
咲太に負けず劣らず、麻衣もとても誠実なんですよね。
ちゃんと主人公に好きという感情をぶつけるし、薄っぺらくツンデレだったり嫉妬だったりでなく、考え方という意味で大人な感じ。
一人のヒロインとしてと言うより、この作品のメインヒロインとして、麻衣はとてもマッチしています。
今んとこ観た範囲での巻別好き度(5段階)
- バニーガール 3
- 実はこれ単体だと3。冒頭のラノベ的引きが露骨だったのと、ストーリー的にもそこまで感動作ではなかった。
- プチデビル 5
- この作品にハマるきっかけ。恋愛感情のキュンキュン(?)が詰まったいいお話でした。
- ロジカルウィッチ 3.5
- キャラとしては一番好きな双葉。ただお話としては少し物足りない。
- シスコンアイドル 1
- この巻については、ヒロインが完全に麻衣をageるための噛ませ犬になっているのが気に入りません。各巻で明確なヒロインを一人ずつ設定するこの作品において、この巻だけ、ヒロインが中心になっておらずこの巻の中心はあくまで麻衣。
- おるすばん妹
45- これまた感動話。
これはラノベではなくアニメという媒体でこそ最も表現できる話だったと思います。 - (その後原作を読んで)この話は原作を読んでこそでした。心理描写や意味深なセリフの真意など、アニメでは説明を入れるわけにも行かないため上手く伝わってなかった部分が文章だときちんと書かれており、そのため原作を読むと理解が全く違います。原作を読んだ上でなら5。
- これまた感動話。
- ゆめみる少女 5
- 素晴らしい。集大成。