【将棋】 叡王戦 現地大盤解説会

地元広島であるということで、初めて将棋の大盤解説会に行ってきました。
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単に地元というだけでなく、地方での大盤解説では現地ゆかりのスター棋士が解説担当することが多いのですが、広島の場合糸谷山崎という全国レベルで見てもトークがトップクラスに面白い棋士が地元棋士であるため、大盤解説としては恐らく将棋のそれの中で一番面白いと思います。
ニコ生で見ていてもトークが面白い人とそうでない人はどうしてもいるので、今回足を運ぼうと思った決め手はそれでした。



開始14時で受付は13時半から、実際現地の入り口案内にも「受付は13時半からだから周りの迷惑にならないようお願いします」とあったので13時より前には現地についていたものの別の場所で時間を潰し、13時15分に「あとは受付の近くで時間潰すのでもいっか」と受付まで上がってみたら「もう受け付けてます」とのこと。
それだけだとよかったのですが、続いての言葉が「もう席は全部埋まっているので立ち見でもよければ」でした。



私は将棋に限らずこの手のイベントごとに参加するのがほぼ初めてのようなものなのですが、どうもこういうものの常識が不足していたようですね・・・。
あとでネットで調べても、「受付の時間の前には来て並ばないとだめよ」となっていたので、それが当たり前のようです。
ただ、受付時間を指定しておいて更に周りの迷惑にならないようお願いもしておきながら、それに正直に配慮した人がこうなるのはどうなのでしょうか・・・。



今回は普段の大盤解説会以上の集客だったようで運営の予想を超えてしまった点もあると思いますし、緊急対応で席を増やしてくれたのでなんとか解説を楽しめる位置で観覧はできましたが、最初いた立ち見席(実際はずっと立ちっぱなしはきつすぎるのとさらに後ろにいる人の関係で座ることにはなる)からは前の人が椅子に座ってることもあり、解説者はおろか大盤もモニターも何もかも一切見えずに声しか聞こえなかったので、もしこれがずっとだったら途中で帰っていたと思います。



まあこれは私の経験不足な面もあったと思うので、次回からは受付前に並んで座るようにします。



普段ニコ生で現地大盤解説会の中継が入る時に、よく「放送用のトーク」に切り替え「さっきまで話してた話と違う(笑)」ネタがよく上がるので、大盤解説だと放送上は聞けないどんな話がされているんだろうという興味もあったのですが、特別裏話とか毒舌トーク、本音トークがされるわけでもなく、多少相手に対するいじりがきつめ(もちろんお客さんの反応を得るための技術としてのそれ)というくらいで割と普通でした。
これに関しては今回の解説者二人がかなり人が良い(陰口や(目の前にいる相方以外への)いじり、ネタをしない)ことも関係していたのかも。



逆にこれは大盤解説会ならではだなと思ったのは、観客の反応があることです。
そのため、トークする側も笑いを取りに行くようなノリをやりやすい。その分積極的にやってくれる。
(ニコ生などで観客はカメラだけ、みたいな環境ではやりづらい様子も感じていたので)
また観客も積極的に声に出して笑ったり拍手をしたりするので、解説者と一体感があり、これに関してはニコ生では得られないなと。



なお、今回は叡王戦の3時間だったこともありまだ短かったと思いますが、それでも7時間の解説であり、休憩付きで座布団もあったとはいえ畳の上に座りっぱなしはかなりキツかったです。
椅子がある場合はできるだけ椅子席を選んだほうが良さそう。



結論としては、とても楽しかったので是非また行きたいと思いました。



叡王戦としては応援していた高見叡王の敗戦で、無念の失冠。
そして大盤解説会場に来てくれた時に普段あれだけ視聴者や運営に配慮する高見叡王がそれでも話せず涙したシーン。
今回現地観戦して一番良かったと思ったのは、そんな高見叡王を元気づけるための盛大な拍手をする一員に自分がなれたことでした。



私は指し将棋もアマ五段レベルであるもののそれ以上にプロ将棋のファンである観る将なのですが、プロ将棋はいつも、単に将棋というゲームを超えた部分で私に感動を与えてくれます。
プロ将棋は、本当に素晴らしいです。