【将棋】 叡王戦

高見泰地叡王誕生おめでとう!
今回の叡王戦はどっちも応援し、どっちが叡王になっても嬉しい状態でしたが、だからやっぱり高見がついにタイトル取ったことが嬉しい。
最後勝ちが見えてからの高見の所作に気持ちが表れていて・・・。


高見は人格的にも、新時代の若手のタイトルホルダーにふさわしい人間だと思います。(ただお硬いだけでなく非常に明るくファンとの距離が近いながらも、将棋の格式を維持する真面目さもあり、将棋に対して、そして将棋界に対して、将棋ファンに対して非常に真摯)
これから叡王として、タイトルホルダーとして振る舞うことになる高見に、本当に注目です。



そして金井も残念でした。
ご多分に漏れず第四局は金井側を応援していましたし、この番勝負で2勝くらいは金井側にもあげてほしかったという気持ちもありましたが、最後まで今回の叡王戦でのはっきりと現れた弱点、終盤力と時間の使い方において対高見の攻略法を見出すことができませんでした。


レベルは全然違いますが、私もアマ五段ながら終盤が極端に弱い中盤型の将棋指しであり、こうしてどんなに優勢にしても終盤でひっくり返される辛さはよく身にしみています。
だからこそ金井に感情移入する部分もあった。
今日こそは勝って欲しい、今日こそはこのリードを守りきってフィニッシュして欲しい、そういう祈るような気持ちで見ていた第四局でした。



高見の強さは勝負術にあると思いました。
純粋に終盤が強いと言うだけでなく、勝負術が強い。
決して最善手ばかりを指してるわけでなく、あえて悪手を指すこともあるのですが、相手に間違えさせる、難しくさせるという意味を込めた勝負手としての悪手であり、実際金井に対しこれが効果的であると分かってからは徹底的にこれを連発していました。



ともかく、とても面白く、とても感情移入しながら応援した叡王戦でした。
高見くんおめでとう!