【サッカー】 日本 vs ハイチ

引き分けましたが、勝った前回のニュージーランド戦よりは収穫があった試合。


今日の一番の収穫は、個々人のパフォーマンスというより、前半のチーム全体でのパス回しの動きです。
前線が非常に流動的かつ速い動きで、動くことによりパスコースを作る、を実現していました。
裏に抜ける動き、斜めの動き、SBのオーバーラップ、足を止めての足元へのパスではなく、普段は見られないようなアイデアのパスがたくさん出ていたので、ここは非常に見ごたえがありました。


ただ、後半になって消えた部分でもあるのでどうしたものかと。
メンバーをあれだけ入れ替える以上、体力的な問題ではないので、今回前半に出たメンバーだからこそという部分だったのでしょうか。


その意味では、間接的にアピールできたのが浅野だと思います。
彼は裏や斜めに走るだけが特徴のような選手ですが(笑)、逆に言うと今日本代表で俺じゃないとこういうプレーはできないぞ、というのを、今日の試合では相対的に示していた結果に。
とまあサンフレサポ的に厳しい言い方もしましたが(笑)、最近の浅野はだいぶ足元の技術に向上が見られます。一旦足元に収まって足が止まって1vs1になるとなにもできない浅野、ではなくそこからでも揺さぶり仕掛けるシーンが昔より増えてきました。


前回GKに川島以外を使え(機会を与えろ)と書きましたが、今日の東口はアピールに失敗してしまった側だと思います。
失点3したこと自体は別にGKのせい、とイコールになるわけではありませんが、2点目までの2つはGKのパフォーマンスにより止めることが「できなくはなかった」ゴールです。
止めて当然、ではないですがGKはノーチャンス、系ではない。
あそこであっさりすんなりと割られてしまったのは彼のアピール的にはマイナスポイントでしょう。