【将棋】 藤井聡太 29連勝

ついに達成してしまいました。
藤井四段、強すぎる。


もう言い尽くされているので今更私が語るまでもないかと思いますが、私の感想を言うと全てにおいて隙のない将棋。
コンピュータを使って学習してきたということですが、まさにコンピュータのような将棋というか、攻め一辺倒でもなければ受け一辺倒でもなく、一気に攻め倒すみたいな直線的な強さでもなく溜めるところではじっくり溜めて相手に手を渡せる。
一気に高得点を取りに行くのではなく着実にポイントを稼ぐ手、その状況で一番「評価値が上がりそうな手」を指せる。


従来の中学生棋士、もしくは超級の若手は多くは終盤型で、序盤はいい加減で結構隙がありながらも終盤力で強引にねじ伏せるタイプが多かった。
羽生さんですらそう。


しかし藤井将棋はそもそもその序盤中盤で圧倒し、優勢に持ち込んでしまう。
終盤力も十分驚異的ながら、終盤力を発揮する必要がない局面を作ってしまう。
中押し勝ち、寄り切り。


これは本当にこの先(今回竜王戦本戦だったわけですが、そのトーナメントの今後や、他棋戦も)が楽しみであり、連勝記録が一体どこまで伸びるのか、誰が止めるのかも楽しみ。


しかし気をつけるべき点は、これは新四段は全員そういう環境なのですが、この連勝中対局相手が上位陣がいないこと。
新四段は最初は当然下位陣とばかりあたるので、下位陣を倒すことで成し遂げた29連勝です。
つまり、今後上位陣とあたるようになった時、彼がトップクラスの実力を持っているのか、あくまで下位キラーなのかは問われることになります。


上位陣との対局は非公式戦のみ。そこでの戦いぶりももちろん立派でしたが、将棋のプロは勝ちに行く(=公式戦)場合、それなりの準備や作戦をとります。
炎の七番勝負でまさかの敗北をしてしまった羽生さんが獅子王戦では勝ったのは、羽生さんが勝負の鬼となった結果でした。


他に、非公式戦で永瀬六段、豊島八段に負けています。


1ファンとしては、藤井四段の連勝が止まるのは上位陣とのそれなりの舞台での対局であってほしいですね。
それまではどんどん連勝記録を伸ばして欲しい。