【将棋】 小学生名人戦

将棋はスポーツだなぁと。



コンピュータ将棋が席巻している今の将棋界、現在は既にコンピュータの方が強く、強い将棋、最善手の将棋を見たければそちらを見る方が人間の将棋よりよいという時代になっています。


しかし、今日の小学生名人戦を見て、私はコンピュータ将棋を見ている時の何十倍も感動を覚えました。
下手するとプロの将棋を見ている時以上に。


コンピュータに対してはもちろん、プロに対しても、小学生名人戦は「レベルの低い」「間違いだらけの」将棋ではあります。(※レベルが低いと言っても私より圧倒的に強いです)
それでもその将棋に一番感動を覚える。


結局将棋は、人間同士が魂を込めて戦い合う姿こそに感動するんですよね。
そこに最善手はなくてもよい、悪手があってもよい。
人間ドラマや、対局者が苦悩して迷ったり焦ったりひねり出したりしながら指す姿が見ていて楽しい。
また、自分より遥かに年下の子供が、自分より圧倒的に強い手を指したり、こうして「私の普段」以上の勝負の場に出て自分に負けずに戦う姿、本当に美しいです。


この感覚は高校野球を見る感覚に近いです。
高校野球もプロの野球からすると「レベルが低い」でしょう。
しかし、世の中にプロの野球より高校野球の方が好きという層は結構いるかと思います。
プロにないその真剣味、一生懸命さ、そして「子供」が戦う姿、そこに感動を覚える。


小学生名人戦は毎年見ていますが、毎年それと同じような感動を覚えます。



将棋は数学ではなくスポーツ、今年の小学生名人戦でも、それを再確認させてもらいました。