カープ観戦
カープの試合を観戦に行ってきました。
普段プロ野球は見てなくて特別カープのファン!と威張れるような身ではないのですが、今週たまたま巨人との首位攻防戦をテレビで見ていて、本拠地広島を持ってすら21時放映終了で途中で切られるので、最後まで見たいなという意味も含め球場に足を運びました。
また広島がこれだけ強い時に観戦できる機会は滅多にない、という意味も少し。
マツダスタジアムに足を運んだのはこれで3回目ですが、過去2回は特別な応援心もなく、なんとなく球場で野球を見るということを試しにやってみた程度の気持ちでした。
そしてその頃はまだカープもブレイクしてなかった頃なので当日に行って普通にチケットが買えるくらいだったのですが・・・さすが今の強い広島。
当日券では内野自由席以外はなく、また内野自由席ですら1時間前に行って一番奥の方でぎりぎり座れたくらいで球場はいっぱい。(上の写真は開始一時間前のものなので空席が見えますが、開始後には見た目にも完全に満席でした)
調べてみたら、カープ戦の指定席のチケットは今年一年分が既に完売、というくらいなのですね。
私はサンフレッチェのファンでもあるのでそちらも観戦してますが、正直羨ましくなるくらいの差です。
サンフレッチェの方は交通の便が悪いことも後押しして当日でもほぼ全てのチケットが買え、実際球場は空席だらけ。
また、ファンの盛り上がりも大差で、カープの方は内野自由席の最後尾列の方ですら熱い声援が飛び、手拍子が飛び、応援歌もみんな知っていて、球場全体で一体感のある応援をしていますが、サンフレッチェの方はサポーターズシートの区画だけは熱い応援をしているものの、私の見るバックスタンド自由席(最も一般的な席)では、特に後部列になると手拍子をする人すら減って私が懸命に声援しても浮くばかりという状況。
やっぱりサンフレッチェは市街地のスタジアムが必要ですよ。野球と違って毎日使わない分、利用率の問題で専用スタジアムが難しいんでしょうが。
ただ、逆に言うとサンフレッチェの方がサービス面において懸命だと思いました。
サンフレは入場者にその試合ごとのパンフレット(選手のコメントや試合の展望などが書かれている)を配ったり、試合後のファンサービス(選手が観客席の方を回るなど)も積極的ですが、カープはそれらがなく、試合終了後はほんとにあっさりと「終わり、撤収!」。
努力しなくともどうせチケットは完売、という環境が懸命さをなくさせるのでしょうか。この点はサンフレッチェの方が「応援してあげたい」という気持ちを湧かせてくれます。
試合は投手戦の末、1-0で勝利。
個人的には観戦に行った時は(点が入ってほしいので)乱打戦の方が好みですが、まあともかく勝利試合を観戦できてよかった。