将棋あれこれ

将棋が好きです。
かなり趣味として大きいのにブログには今まであんまり将棋の話題を書いたことがなかったので、ちょっと書いてみようかなと。
徒然的な自分語りなので興味ある方だけ。

自分

私の棋力はだいたいアマ五段程度です。
程度というのは正式な段位認定、免状はもらったことはないのですが、ネットの将棋対戦サイトがあって、そこでのレーティングからこのレートだとアマ何段程度という基準があって、それに従った判断です。


将棋は中学生の頃が指し始めで、当時はごく普通の趣味レベルとして、学校でたまに友達と指す感じでした。(当時は将棋は一般的な遊びで、他にもやる人は多かったです。スマホやゲームが蔓延する時代ではなかったので(笑))


一応学校ではそこそこ強い方で、初段の先生がいたのですが、その先生とも戦える唯一の生徒でした。(とはいえその先生にはたいてい負かされてました)
まあでも当時の棋力は2、3級程度で、ごく普通の一般人、特別強いわけでもない子という辺り。


そこから高校、大学と特に将棋を指す機会もなかったため遠ざかっていましたが、ネットでの対戦場(goo将棋→将棋倶楽部24)ができてからそこでよく指すようになりました。
20代の頃はかなり熱が入り、やめられず夜な夜なやりすぎて睡眠時間1時間で出社とかしてましたが(笑)、ここで初段〜三段くらいまで上がりました。


読みの速度と瞬発力という意味では当時が一番強かったですが(早指しで有名でした)、当時はアマチュアの典型的路線である、攻めだけが立派で受けは全くできてないというタイプでした(笑)
その後30代に入ってから受ける力を身につけるようになり、将棋としては熟成されていき、五段まで上がりました。

個人的感覚ではアマ三段までは「攻めてればなれる」段位です。
そこから上に行こうと思ったら受けを勉強する必要がある。

今はすっかり受け将棋で、攻めを切らせて勝つのが大好きです(笑)
自分が受けが強くなると、自分の攻めがいかにホントは受かる無理攻めなのか分かるようになり、逆にノータイムでビシビシ攻めたりしなくなります。この辺が円熟なのかなと。


ただ、最近はほとんど本気で指すことはありません。
フリー対戦で早指しで適当に指すだけです。
年齢的なこともあって読む力はかなり落ちていて、詰みは苦手ですし、その局面だけの決め手みたいなのを一生懸命探すこともなくなりましたが、手筋と感覚(大局観)で一発の決め手ではなく「堅実に前進する手」「リスクを回避する手」「効率がいい手」を選ぶようになり、全体的な勝率は上がりました。
(昔は角のただ捨て!とか派手な手ばっか探してました(笑))
ただ、将棋は逆転のゲームで90点まで積み上げた点数が一手で消し飛ぶとかよくあり、年とともにうっかり、読み抜けはよく出るようになってきたので、精神的な負担が大きく疲れるので、その意味でも本気でやることをしなくなりました。

見る将

指す将棋も好きですが、同時に見るのも好きです。
将棋の本はそれを覚えて強くなろうという意図ではなく、純粋にプロが考えだした手順の美しさとか、棋譜の楽しさを感じるために愛読しています。(同時に将棋の本は読むと眠くなるのでその意味でも睡眠薬として愛用してます(笑))(退屈だから眠くなるのではなく、脳の中だけの思考の世界に入る=外部刺激が切れると私は眠くなる体質のようです)


そして今多いのがニコ生での将棋観戦。
最近はabemaTVなんかも出てきてそっちも見てますが、将棋観戦は面白いです。
将棋自体を見ることも楽しいですが、一番の楽しみは解説の人のトーク。むしろこっちを見るために見てると言っても過言ではない。


好きな解説者は藤井猛鈴木大介です。
実際藤井鈴木木村はニコ生解説の御三家でかなり人気があり頻繁に出てきますが、やっぱり好き。
手の解説もいいですが、フリートークが楽しいんですよね。藤井九段とかトークが得意なタイプではないのにトークが面白いというちょっと珍しい解説者(笑)


あと好きなのが神吉、福崎なのですが、この人たちはあんまり今の解説の表舞台(ニコ生とか)には出てきません。福崎は関西の現地大盤解説にはよく出るらしいのですが、見に行きたいなぁ(笑)
純粋なプロとしてのトーク力ならこの二人が御三家より上だと思います。


動画投稿としてはすっかり使わなくなったニコニコですが、この将棋観戦のためだけにプレミアム続けてます。