七瀬川渓流釣り場

アウトドアしよう第二弾、管理釣り場に行ってきました。
以前も行ったことがある七瀬川渓流釣り場、3回目の訪問です。


こういう感じに、自然の渓流を利用した釣り堀です。
川に仕切られた区画もなく、川全体に放流して吊ってもらうシステム。コンクリートの池とは違って、アウトドア感満載。


以前来た時は夏(釣れない季節)で、それでも3、4匹くらい釣れたので、今回は最も釣れるシーズンである初春&午前中、そして雨上がりの増水してる時と釣れる条件としては最高のため、もうちょっと釣れるかな?と期待し、店の人にも「初心者ですけど、そんなに釣れるものですか?」と聞いたら「今日は条件が良いからいけるいける。釣る人は20匹も30匹も釣る」と言われたので、従来の1匹いくらコースではなく、一日券の方を購入。



すると――



午前中使って1匹という悲惨な結果にorz
もちろん直接の原因は私が超初心者であることですが、条件悪かった前回より釣れてないじゃん。どういうこと・・・orz

【補足】
釣り場に問題があったわけではありません。私が下手なだけです。
実際常連さんは午前中だけで24匹を釣っており、「今日はよく釣れるから面白い」だったそうです。


一日券は魚10匹分の値段であり、つまり10匹以上釣らないと元が取れないのですが、店の方も「ヤバイすごい初心者が来たこいつに釣らせてあげないと・・・」という雰囲気になり、店の人がマンツーマンで釣り方を指導してくれたり、特別な針や仕掛けを作ってくれたりといろいろしていただきました。



それによりある程度釣れるようになってきたのですが、それでも10匹は程遠く苦戦していて、「はああ、やっぱいくら時期を選んでも下手はホイホイ釣れるものじゃないんだなぁ・・・授業料が高くついたなぁ・・・」と落ち込んでいたのですが――



そこでデカブツが引っかかり。



あまりにでかくてクッソ重く、「これ釣り上げられんの?」と思ってましたが案の定糸を切られ逃げられ。
しかし同じ場所で続けて釣っているとそいつがまた食いついてきて、最終的に店の人が網を持ってきてフォローしてくださり、無事釣り上げました。



45cmものデカい魚、広島サーモンです。



これは店的にはレアアイテム(笑)として放流しているものらしく、実際常連さんたちもみんなこれを狙うもののそうそう釣れるものではないらしく、釣ったあと人がたくさん集まってきて賞賛していただきました。お店の人からも「すごい! ビギナーズラック(笑)」というお褒めの言葉(笑)



最終的な釣果は8匹という惨憺たる結果でしたが、まあこれが釣れたのでよしとします。
思い出的には店の人に色々フォローされまくったことも含め、いいものをいただきました(笑) あくまで釣果を求めに来たというよりレジャーとしてきたので、楽しめたのでよし!
色々よくしていただいた七瀬川渓流釣り場の皆さん(ホントに皆さん。全員がかりのフォロー(笑))、ありがとうございました。そして糸を6本、針を2本も次々無駄にしてすみませんでした(笑)



ちなみに帰った後夜はそのサーモンを焼いて食べましたが、お味の方は非常に大味でした(苦笑)
というかそもそもでかすぎてグリルに入らず、捌く事自体にも苦戦し、なんとか食べました。

今日学んだこと

これまでは糸を川に垂らす、浮きが沈んだら引っ張り上げる、くらいの知識しかなかった私でしたが、今日はいろんな釣りの技術を学びました。


まず「当たり」というものがあり、本来浮きが沈んだら釣り上げ、ではないということ。(それで釣れるのは魚が針を飲み込んでくれた場合だけで、たいていは餌だけすっと食べて逃げられる)
そしてその当たりがあった際に、「返し」をする必要があること。(私が最初釣れなかった一つの原因が、これが出来てないがために針にかかって水から上げた魚が空中で暴れて針が外れ、逃げられることでした。最終的に確保した数の2倍近くはこれで逃げられました)
渓流釣りはそもそも浮きで釣るものではないということ。(浮きを使うと水面下の高さが一定に固定されてしまう、流れが強い渓流では浮きが流されるのに引っ張られて餌が流されてしまう)
餌を川底を通すようにする必要があること。
大物がかかった際は水の上に引っ張り上げようとせず、しばらく水中で暴れさせて体力を消耗させた上で、岸に引っ張るようにして陸揚げすること。


釣りもやっぱり知識とテクニックが必要なんですねぇ。