【サッカー】 キリンカップ 日本 vs ブルガリア

W杯以降、日本代表の試合の中で最高の内容の試合。
結果も爆発的ですが、ともかく内容があった上での結果で、一つ一つのゴールがまぐれやラッキーではなく相手のミスでもなく、注目すべきものでした。



今日のポイントは、攻守の切り替えとダイレクトパス。



攻守の切り替えは、ここまで早かった日本代表は見たことがありません。
前線でボールを失った時に即奪いに行き、しかもその時周りが連動していてプレスによる包囲網ができている。
また、その上でボールに寄せる時の強度が高かった。
これまでは寄せても、背中を向けた相手に対しては距離を取る傾向のあった日本代表ですが、今日は相手の背中にピッタリくっついて後ろからでも足を出す場面が目立った。
この強度のおかげで実際ボールを奪えていたので非常に成功していますし、これがハリルの目指すサッカーなのでしょう。


この点で目立ったのが、香川と宇佐美の守備的貢献。守備にも参加する、程度ではなくかなり強く守備にあたり、全力で走って守備参加していて、普段どちらかと言うと守備貢献の苦手な選手だけに、日本代表での成長が伺えます。
あそこまで強い当たりをする二人は見たことがありませんよ(笑)



ダイレクトパスに関しては、元々ショートパスでつなぐのを得意としている日本代表ですが、それをワンランク上げてきた感じ。
ハリルになってから必ずしもこういうパス回しは多用されていませんでしたが、一つの選択肢としてこれも取り入れてきたのでしょう。
縦に速い攻めだけでなくダイレクトパスによる動きながらの崩し、後半になって選手が入れ替わった時には精度が落ちてきたことからも練習による意志共有の成果なのでしょうが、代表という練習機会が限られる環境の中で、よく構築したなと。

浅野

サンフレファンとして期待している浅野。
正直まだ代表レベルではないと思っていますが、それでも21歳という現チーム最年少でA代表試合出場を果たし、そして得点を取ったことにおめでとうと言いたい。


浅野はいい意味で負けず嫌い、押しが強い面があります。
あのメンツの揃う中、自身が最年少で周りは先輩だけの中、PKを俺に蹴らせろとボールを握り放さなかったのはサッカー選手としていいこと。
そしてプレーでも、まだまだ自分の力が及んでない部分はあったとしても、チャレンジする姿勢が素晴らしい。
PKを獲得したシーンも決して自信がある状況ではない中積極的に仕掛けた結果でしたし、最後の方、誰がそうなっても撃つに決まってるような状況ではない中、俺が撃つ!とシュートを選択。
この姿勢を続けて欲しい。


浅野のまだ足りないところは、一度足が止まった状態からのパスやドリブルの崩しがかなり苦手なところです。サイドハーフという位置に来た選手はたいていその状況こそが仕事場で仕掛けていくのですが、浅野は残念ながら後ろに戻してしまうケースが多い。
ここはサンフレでも弱点なので、CFとしてぽーんと蹴られてあとは走るだけ、みたいな役目以外を担当する場合、力をつけていかなければいけない所です。


あと、最後に一言。
浅野はおばあさん似!(笑)