坂の上の雲

第10回、陸軍の旅順攻略(の途中)まで視聴。


海軍に関しては色々勉強した私ですが、今まで陸軍の戦いに関してはあまり勉強していませんでした。



いえ、正直に正確に言います。
陸軍の戦いからは目を逸らしてきました。



軍艦という「かっこいい」兵器、鉄の武器による戦いに対し、陸軍の戦いは非常に血生臭く、人間的で、現実的です。
ゲーム的に言うとロボット同士の戦いではなく、血の流れ、また命が無駄死犬死で浪費されていき、屍を越えていく人間の戦い。
多分にかっこよさを含む海軍に対し、陸軍の戦いは非常に「どぎつい」ものであり、誰もかっこよさなんて微塵も出すことができず、そんなことより死んで死んで、それでも何かを生み出せない世界。



海軍が「軍艦」というイメージなのに対し、陸軍は「血」「泥」というイメージ。



その陸軍の戦いを、この作品はど正面から描いています。
CGを使った場面も全く違和感なく、現実の戦場というものを非常によく描いていた。
旅順攻略がひたすら日本の圧倒的敗北であったことを表し、ただただ死んでいく将兵たち。それでも懸命に戦う将兵たち。しかし懸命に戦ったことが何のプラスにもなってくれない現実。



戦争というものは、お金だけでなく、人の命を湯水のように消費して、いえ、浪費して行われる行為なのだなと。



この作品を機に、陸軍についても勉強しようという気が起きました。