これを観ています。
一回一時間少しのドラマを数話放送して続きは来年。これが坂の上の雲の時のパターンだったんだろうなぁと。
そういうNHKが本当にいいものを作ろうとしている時のドラマを見たかったので、その意味で期待しています。
内容はファンタジーで、正直人を選ぶと思います。ファンタジー自体が好きな人でもそれが実写という媒体である場合にどうか。
が、CGを多用した作りですが、個人的にはかなりいいです。金と手間をふんだんに使ってクオリティを優先したんだろうなぁという感じで、各所各所が全てCG背景にもかかわらず、違和感は少ない。むしろここまでできるんだなぁと。
映像的な部分で言うと殺陣の部分が力を入れたと多くアピールされていますが、それだけのものはあります。
ストーリー的には、興味のほどはまあまあという所。
なにより、ともかく専門用語が多いので、言葉の意味を覚えるのに四苦八苦。ナユグとかラルンガとか、あと地名を言われてもさっぱりなので世界を想像することが難しい。この辺はくどくどと説明をすることができる小説という媒体に対し、映像だけでやるドラマでは難しいと思われるところで、制作陣は頑張ってはいると思います。
まあでも本格的に楽しもうと思ったら何らかの解説を何処かで読んだ方が良さげ。
役者さんの演技はともかくファンタジーであることを強調する形で、現実的に見れば大げさでくどいでしょうが、この作品においてはいい。帝とかはどう見てもイケメン要素を前面に押してる感じではありますが(笑)
ただまあそういうファンタジーに対する耐性がないと、ちょっとウッて思う感じかもしれません。実家に帰った時母親と一緒に見ましたが、母親(おばあさん)からすると微妙と感じてるようでした。
個人的に子供が好きなので、その意味でチョイ役どころかおもいっきりメインを張ってるチャグムの子の演技には注目して見ています。
ある意味子役の中でもトップクラスな子が選ばれるんでしょうし、大人ならともかく子供時代にここまでよくやれるなぁと。
さてさて、続きは来年1月のようです。
ここまで製作期間を取ってもらえるのは昨今では珍しい。そういう本気で作ったものを見れるのは幸せです。
そして再開の頃には各種専門用語の意味を忘れてそう(笑)