艦これメディアミックス、手広く漁ってます。
漫画も好きだけど、コスパが高くつくし、アンソロ系だとどうしても数ページのドタバタ活劇になるので、深みを求めてラノベも読んでます。
どっぷり艦これの世界に浸って楽しみたいならラノベオススメ。
んで、最初に読んだのはこれ。

艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます! (角川スニーカー文庫)
- 作者: 鷹見一幸,GUNP
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: 文庫
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一航戦が主役、というよりは一航戦が旗艦である艦隊、のノベル。
赤城を旗艦としつつも、いろんな鑑娘の見せ場がそれぞれある感じ。
バトルシーンが多めで、かつかなりしっかり書かれており、その部分を求めるなら満足の内容。
天龍田の輸送任務の戦いでの、駆逐艦たちの「奇策」はなかなかかっこよかったです。お互いの信頼!
そしてこのノベルの主役は提督、です。
あくまで提督が、どうやって鎮守府を運営して、戦いにおける決断をし、敵を倒すかに苦悩するさまを描いたノベル。
話の作り方がかなりゲームとリンクさせていて、提督業を営んでいる人ならみんな感情移入して読めるものになってます。
(このゲームとのリンクのさせ方も、リアルとファンタジーを上手くさじ加減していてよかった)
一航戦の二人をメインとして彼女たちの活躍をひたすら読みたい、だと肩すかしかもしれませんが、艦これのノベルが読みたい、だとすごく需要にマッチしたいいノベルだと思います。
提督も(ある意味リアルに(笑))変態紳士になってたりせず、またラノベっぽく?いい加減な性格だったり斜に構えてたりもせず好青年だったし、だから彼にも感情移入できた。
私的にはかなり楽しかったのでオススメの一冊。