【サッカー】 リーガ・エスパニョーラ 第11節 アルメリアvsバルセロナ
※土曜にあった試合を、今日録画で観ました。
私はリーガはバルサ応援です。別にレアルも好きですが、一番はバルサ。この辺についてはまた日をあらためて語るとして。
いやー・・・なんとか3連敗回避。
別にバルサが悪いわけではないのですが、何故か上手くいかないという流れを、形として何とか断ち切ってくれました。
最初クラシコでレアルに負けたのはしょうがないとして、次戦のセルタ戦でバーに嫌われたシュートが3本、そして今回のアルメリア戦でも3本。何なんですかこの流れは・・・。
決してバルサのサッカーが悪いわけではなく、決めるべきところで決められない、でもなく、決まるべきところで決まらないといった感じで、見てる方もやってる方もイライラが募る流れ。
まあ今回勝ったことで断ち切られることを願います。
んで、今日語りたいのはバルサについてのあれこれ。
メッシ
W杯の時の「前の方にデン」ではなく、バルサの(今期の)メッシはそれなりに幅広い仕事をしてますね。
そんな中でメッシの最大の仕事は「超密集地帯で数人に囲まれてもボールキープをすること」。
バイタルエリアでボールをもった時、バルサの対戦相手はたいてい守備的になるのでゴール前を密集させるのですが、その中で囲まれてもひたすらキープし続けるのがすごい。
そうやって自分にたくさんの人を引きつけて空いたスペースにスルー、が今期のバルサの黄金パターン。(この関係で今期のメッシはゴールよりアシストが多い)
2人に囲まれたらパスを出す、じゃなくて、さらに3人目にも囲ませればもっと空きスペースできるじゃん、という発想のようです。むちゃくちゃ個人スキルに頼った強引なやり方ですが、でもメッシがいるからこそこの作戦が取れる。これがカウンターやロングパスに頼らないバルサのパスサッカーを支えています。
ただ、そこにこだわるからこそ相手チームにも対処しやすさを与えてしまう面があって、解説でも言われていましたがもっと幅広いアクションを取って相手の的を絞らせないのがいい気がします。
しかしそれが分かっていても自分たちのプレイスタイルに殉ずるのがまたバルサ。
スアレス
スアレスといえばエースストライカー!――というイメージを私も持ってましたが、結構アシスト役、パサー役としても優秀なようです。
実際、担当の右サイドから精度の高いスルークロス?を入れるシーンが何度も見られ、彼はこんな仕事もできるのかと新発見。
さらに起点となって高いくさび力を発揮するシーンも目立ち、ゴールゲットだけが彼のストロングポイントではないと認識を改めさせられました。
W杯での噛み付きはもう忘れました。君はいい選手だよ! 好きな選手として、応援していけそうです。
しかしそれでもスアレスはエースストライカーでもある。
実際ルイス・エンリケ(バルサ監督)もそれは理解していて「彼はウイングが本来の力を発揮できるポジションではないことは分かっている」とのこと。
この辺はメッシ、ネイマール、スアレスと強烈なタレントを同時に抱えるだけに難しい問題なんだと思います。ちなみに今日はスアレスCFという陣形も試されてました。
私としてもアシストシーンだけでなく、彼のゴールシーンは見たい!