スクリプトアートのためのニワン語マニュアル

ニワン語マニュアルが公開されたようです。

・・・といってもタイトル通り「SAのための」マニュアルです。SAをするにあたって必要となる範疇の言語仕様とSA用の自作ライブラリの紹介という構成なので、例えばNIVAのようなプログラムを作りたいとかでニワン語自身を勉強したいと思って読むとちょっと空振りするかもしれません。あくまでプログラマ向けではなくアーティスト?向け。
まあ、そんなことより何より、ニワン語の資料的文献が作成されたことはすごく大きな意義があると思います。作成者さん、お疲れ様でした。
(ニワン語自身のマニュアルが出る前にSAのマニュアルが出るところが、現在のニワン語の主用途をよく示しているなぁと思いますが・・・(苦笑))

未知の情報

私個人はSAは特に興味を持っていないのであくまでニワン語に関して何か自分の知らない情報載ってないかなと思って読みましたが、

  • #によるコメントの記述
  • moverの移動は一時停止しても続く
  • ベタ書き演算は0秒目に全て処理される

というのは初めて知りました。
moverはこれを知って、ますます使いたくなくなりました(笑)
あと、3つ目はつまり「=0秒目にプログラムのコンパイルが入る」ということですね。

処理負荷

処理負荷編――に書かれてたわけではないのですが処理負荷面で参考になったのは、

  • def_kariはdefより軽い
  • timesはwhile_kariより軽い

という点。wikiである程度そうらしいというのは知ってたのですが、やっぱりそうなんですか・・・。
def_kariもtimesも、可読性という意味で嫌いなんですけど、軽量化が最重要テーマのNIVA(音ゲー動画)では使っていかないといけないのかなぁ・・・。私はコードの短さより可読性を重視するタイプのプログラマ(というか業務プログラムを経験した人はみんなそうだと思いますが)なので、いまいち手が伸びんです。

余談

というか、読み進めてると、「あれ? これ、前に私がブログに書いてたことと同じ事言ってる?」という記事が。
で、ページの下を見ると、やっぱり引用されてたんですね。参考になったようで何よりです。