ニコニコの厳しさ

ニコニコって、創作発表の場として楽しくもあり、厳しくもあるなぁというお話。
別に今初めて感じたことじゃないんですが、再認識させられたのでちょっと話そうかなぁと。

世界の新着動画

昨日、ボカロPV界ではトップクラスに有名な@まさたかさんの新作PVが公開されました。

拝見させていただいて、さすがだなぁというクオリティで文句なしにすばらしいものだったのでした。当然のようにニコニ広告も入り、その枠で世界の新着動画でも流れたのですが――
なんと40.9%で敗戦してました。
いえ、セカチャクの評価が評価基準として最適だとは思っていませんし、実際ちゃんと本動画のマイリス率は24%(驚愕!)近くいっているので正しく評価されているとは思いますが、PV動画という、最もセカチャク向きなコンテンツでかつあのクオリティでも、あっさり敗戦したことに驚きました。

【補足】
自分が興味ないカテゴリの動画も流れる仕様上、セカチャクの通過率は、扱うジャンルの広さに反比例します。
そのため、ニコニ広告枠のような無差別枠ではカテゴリ枠での放送に比べ、通過が出づらいです。
(このことは週刊世界の完走動画(セカチャクを完走した「精鋭」のみを流す放送)での通過動画率が異常に低い(以前私の動画が紹介されたときの数値で、2/50でした)ことからも分かります)


それを踏まえる必要はありますが、それにしても・・・。

で、そのことを見て、かねてより思っていたことですが、次のようなことを考えました。
(以下のお話は↑の動画とは関係は全くない、一般論です)

ニコニコと有名人

ニコニコは知名度による評価の好循環が起きにくい場所だと思います。
もう少し分かりやすく言うと、有名人の作品なら高評価される、とはいかない、作品ごとのガチ評価がされる場所だと。
クオリティがピンキリで、かつプロモーションなどが基本的にない同人界では、知名度が作品の評価に直結する場合がしばしば見られます。一番顕著なのはおそらく同人誌で、一度壁サークルになるとほぼ安定的に本が売れる、というか。
比較的ニコニコに近いと思われるpixivでも、やはり名前ブクマ、の傾向はかなりあります。(一度ランカーになると必要以上に?ランキング入りしまくるのはよく見かける光景です)
しかしニコニコは、初期の頃は投稿者が誰かも分からない仕様だったこともあるのか、かなりガチです。ある動画でミリオンヒットを飛ばして一躍有名になったからといって、次の動画で人が集まってくれるかというと全くそうじゃない。ミリオン作品を持つうp主の他作品が4桁再生、とかあまりによく見かける光景です。
先程の例えで言うと、ある同人誌がヒットして次イベントで壁に配置されたサークルの本が100冊も売れなかった、みたいな現象で、こんなことは同人即売会ではまずない現象でしょう。
そのくらい、ニコニコでは個々の作品が見られます。作品のみに視線が向いた状態で見られます。



これって――すごくいいことだと思いませんか?



同人界隈でここまでガチ評価をしてもらえる場って、あまりないのではないでしょうか? 商業の世界では大変シビアなガチ評価が当然ながら行われていますが、同人は誤解を恐れずに言うと馴れ合い評価が入ってしまう傾向があるため、創作人がガチで創作を行おうとする場合、それはしばしば妨げになってしまうこともあります。
しかしニコニコはそれが少ない。
これは弱小うp主ながら私にとっても好きなところです。ちゃんと面白いと思ってもらえた場合はそれなりの反応(再生数、マイリス率、コメント内容)が返り、そうでない場合はやはり大変シビアなそれなりの反応が返ってくる。
そんな環境が逆に楽しいです。



・・・結局何が言いたかったのかよく分からない話ですが、いつか私もヒット作を作りたいなぁと思った、そういう話デシタ。・・・多分。終わり。



【追記】本件は私側ではクローズしました。http://d.hatena.ne.jp/aonoharumi/20110709/p1